お客さま本位の業務運営基本方針にかかる取り組み状況
当社グループの取り組み(2023年度)
【ガバナンス体制の整備】
- 当社および当社グループ会社において「お客さま本位の業務運営基本方針」相当の方針のほか、利益相反管理、顧客情報管理等の社内規程について下位規則を含めた見直しを行い、新設および改訂が必要な場合は実施しました。
【従業員研修】
- 当社では、全従業員に対し、「利益相反・優越的地位の濫用」、子銀行との関係における留意事項「機関銀行化防止」、「2023年度金融行政方針解説」をテーマとした研修を実施しました。
当社グループ会社においても、上記のテーマ等各社の業態に合わせたお客さま本位の業務運営に関するテーマの教育・研修をそれぞれ実施・受講しました。
特にLINE証券では、インターネット上の非対面取引においては広告が勧誘行為に該当し得るものとし、表示対象選定、広告表記等が最善利益義務を果たすよう適切に行われるための教育・研修を知識風化させない頻度で実施しました。
●当社の取り組み
【当社グループ会社の取り組みに対するモニタリング】
- リスク・コンプライアンス委員会において当社グループ会社の下記項目等の報告を受領し、詳細ヒアリングを行う等モニタリングを実施しました。
・新サービス、新システム導入時等の顧客説明に関する社内決定内容
・利益相反取引の該当性
・お客様からのご意見の内容 等
また、グループ・コンプライアンス会議(月次開催)において、当社グループ会社のコンプライアンス担当者と、お客さまへの公正な業務運営に関する法令等の遵守状況、態勢整備についてのディスカッション、ヒアリングを行いました。
【その他】
- 当社グループ会社が作成するリスクマップの結果等を参考に、各社の業態に合わせて顧客本位の業務運営に関する項目を含めた業法リスクシナリオを作成し、リスクの低減措置状況等を確認して今年度のコンプライアンス活動計画に反映しました。